2014.08.14 - SBSカップ 国際ユースサッカー 第1日
U-19日本代表 × U-19コロンビア代表
（ 藤枝総合運動公園サッカー場,18:20 ）
SBSカップの主役でもあるU-19日本代表の大会初日の対戦相手は、招待チームの1つでもあるU-19コロンビア代表。6月に行われたブラジルW杯でA代表が惨敗を喫した相手国でもあり、若い世代での対戦ではどのような内容となるのか注目される。日本は、宮原(広島)･宮市(湘南)が所属クラブの都合によりメンバー外。システムは4-2-3-1で試合に臨んだ。
試合は、前半の立ち上がりから日本がボールを支配して攻める姿勢を見せたものの、コロンビアの堅い守備が跳ね返す内容となった。日本は持ち前のパスワークでコロンビアのブロックを崩そうと試みるが、4-4-2の組織的なブロックで守備の網を張るコロンビアは、選手個々のリーチの長い守備でパスカットを何度も成功させ、そこから反撃に繋げていく。パスで崩すことができない日本は、ドリブルを得意とする金子や川辺の突破で対抗。これは効果を発揮し、マーカーが引きずられてチャンスに繋がる場面も作ったものの、ゴールは割れないまま試合は後半へ折り返し、スコアレスのまま終盤に縺れ込んだ。そして迎えた72分、コロンビアは途中出場のロドリゲスが左サイドのボールから楔となってD･キニョネスにボールを落とすと、キニョネスの縦パスを受けてからそのまま反転し、フェイントでDFのマークを剥がしてから冷静にフィニッシュ。ロドリゲスの一連の動きに日本はついていくことができず、先制点を許してしまう。その後も日本は攻撃の糸口を掴むことができないまま、コロンビアの堅い守備を崩すことができずに試合終了。日本はボールを保持しても最後の崩しの部分でバリエーションの乏しさを露呈してコロンビアの勝負強さの前に屈し、0-1の黒星スタートとなった。
