2014.04.24 - アミノバイタルカップ 都学連予選 準決勝
成蹊大学 × 國學院大学
( 江東区夢の島競技場,18:00 )
アミノバイタルカップ(関東大学サッカートーナメント)の予備予選への出場権を賭け、東京都学連所属の大学によって行われるトーナメント戦。上位3校にアミノバイタルカップ予備予選への出場権が与えられる他、優勝校には東京都サッカートーナメント・学生の部への出場権も与えられる。夢の島で行われる準決勝1試合は、昨年に東京都大学2部から1部への昇格を果たした成蹊大学と、東京都大学1部の國學院大学の一戦。
試合は前半から実力で上回る國學院大が圧倒的に支配し、事実上のハーフコートゲームを展開。成蹊大は防戦一方となり、度重なるゴール前でのピンチを迎えるものの、こぼれ球を迷いなくクリアし、前線にボールが収まればカウンターという割り切った戦術で前半を0-0で折り返す。すると後半立ち上がりの50分、途中出場の白瀧がカウンターから切れ味鋭いドリブルで攻め込み、右足でシュートを叩き込んで1-0。一発狙いのカウンターが見事に決まり、成蹊大がリードする。しかし、得点直後の時間帯を國學院大も見逃さない。55分、曖昧な対応を突いて左サイドを崩すと、クロスを中央の若狭が押し込んで1-1。すぐさま振り出しに戻し、再び攻勢に出た。終盤はやはり國學院大の押し込む時間が延々と続いたが、成蹊大の徹底した守備とフィニッシュの精度の低さもあり、1-1で延長戦に突入。10分ハーフの延長戦でも大勢が動くことはなく、PK戦にもつれ込んだ。まんまとゲームプラン通りに試合を運んだ成蹊大だったが、PK戦では2人目の三岡がキックをクロスバーに当ててしまい失敗。対する國學院大は5人全員がきっちりと決め、決勝進出を果たした。成蹊大は110分間の大健闘が実らず、惜しくもベスト4で敗退。29日に行われる3位決定戦へ回ることとなった。