2014.04.13 - 明治安田生命 J3リーグ 第6節
FC町田ゼルビア × ツエーゲン金沢
（ 町田市立陸上競技場,13:00 ）
J3リーグで未だに負け無しの首位･町田と、6位･金沢の試合。両チームの得点はリーグトップタイの「10」と攻撃力抜群。町田に至っては、今季のホームゲームで未だに無失点と守備も固い。対する金沢は、前節の試合が翌週に振替となったために2週間ぶりの試合であり、試合勘も問われることになる。スタメンは両チーム共に右SBを変更。町田は裵大元、金沢は大分から移籍加入の辻尾がそれぞれ今季初スタメンとなった。
前半に試合を押し気味に進めたのは金沢。JFL時代からのストロングポイントである、サイドを深く抉ってからのクロス＆フィニッシュを試みる。町田はサイド攻撃に対してボールウォッチャーになりやすい悪癖を持つが、深津･平のCBコンビがどうにか跳ね返し、無失点に防ぐ。前半の町田は、ボールを奪ってから鈴木(孝)がサイドに流れてボールを受けることで起点になろうとしたが、中央で数的優位に立てないため、後半から鈴木(孝)をできるだけ中央に残すよう修正を加えた。その甲斐あって、後半は金沢のマークがやや中央のエリアに集中し、町田がサイドで主導権を握ったものの、肝心のクロスがことごとくGK･原田の守備範囲内となってしまい、決定的なフィニッシュには至らず。結局、最後まで両者共に決め手を欠き、0-0のスコアレスドローで試合終了。町田はクロスのバリエーション、金沢はサイドを押し込まれている時間帯での戦い方という点で大きな課題を残した。
