2014.04.06 - 関東大学サッカーリーグ戦2部 第1節
日本体育大学 × 産業能率大学
（ 味の素スタジアム西競技場,11:30 ）
昨季、慶應大との熾烈な残留争いの末、関東1部から2部への降格を余儀なくされた日本体育大学。今季は1年での1部復帰を目指しての戦いとなる。対する産業能率大学は、昨季の神奈川県リーグで優勝し、プレーオフを経て悲願の「関東昇格」を果たした。両校にとって非常に大切なリーグ開幕戦、目標こそ異なるものの、見据えるのは勝ち点3のみだ。
試合は前半から日体大がボールを支配するものの、選手の柔軟なポジションチェンジを見せる産能大も守備をしっかりと固め、前半をスコアレスで折り返す。しかし日体大は後半からサイドを分厚く攻めるようになり、徐々に産能大の守備を攻略。54分、右CKをファーサイドのンドカが折り返し、中央の小山が押し込んで先制。更に59分、GKのミスキックから獲得したCKを広瀬が頭で決め、日体大がセットプレイで2点をリードする。劣勢に立たされた産能大も67分に同じくCKから斎藤が決めて1点を返し、一時は流れを引き戻しにかかるものの、73分にカウンターから長谷川、83分にCKからンドカが立て続けに決め、4-1で決着。日体大がセットプレイを中心にゴールを重ねて開幕戦を勝利で飾ることに成功。産能大は健闘が光ったものの、セットプレイでの対応の弱さが目立ち、ほろ苦い関東デビューとなった。
