2014.03.23 - 明治安田生命 J3リーグ 第3節
Y.S.C.C.横浜 × FC町田ゼルビア
( ニッパツ三ツ沢球技場,13:00 )
J3開幕後、1分1敗と勝利の無いYSCCと、1勝1分と上々のスタートを切った町田。特に町田は前節、優勝候補の長野と0-0で引き分けており、今季未だに無失点。勢いではややアウェイチームに分がある。20℃を超える暖かい気象条件だけに、選手は体力消耗にも気を遣いたい。
試合はYSCCの「奇襲」で幕を開ける。2分、友澤が右サイドからシュート性の鋭いクロス。これに反応した吉田が合わせてYSCCが先制。今季初失点となった町田は、立ち上がりからYSCCの高い位置からの連動したプレスに苦しめられる。それでも22分、左サイドを崩した大竹のクロスに鈴木が飛び込み、こぼれ球を遠藤が押し込んで1-1の同点。これで町田が勢いを得ると、徐々に試合はワンサイドゲームの様相。ボールの収まる鈴木を中心に町田が攻勢を強めるが、YSCCも身体を張った守備で決定的なシュートを打たせず持ちこたえる。町田は77分にGK・髙原が交錯した相手選手に手を出してしまい、2枚目の警告を受けて退場となるものの、4-4-1のシステムで数的不利ながら押し込み続ける。しかし、最後までゴールを割ることができずに試合終了。町田にとっては消化不良の色濃いドローとなった。