今季から所謂「ベストメンバー規定」が大幅に緩和されたことにより、クラブ毎の位置づけの変化が注目されるナビスコカップ。東京は直近のリーグ戦から森重・太田・渡邉を除く8人を入れ替え。システムも河野をトップ下に置く4-3-1-2を採用した。対する鹿島は、リーグ戦では3連勝中で未だに失点ゼロ。スタメンはGKが曽ヶ端から佐藤に代わったのみ。
ターンオーバーを敷いた東京の劣勢が予想された試合だが、先手を取ったのはその東京だった。システムを変更したことで、トップ下の河野が立ち上がりから生き生きとプレイ。8分に米本のスルーパスを受けて先制点を奪うと、10分にも渡邉とのパス交換から左サイドを完全に崩し、太田の2点目をアシスト。久々のスタメンで存在感を示してみせた。鹿島も後半から本山を投入して流れを引き寄せようと試みるものの、東京は押し込まれた際に曖昧な処理をせず、シンプルにクリアもしくはロングボールを選択。これが見事に機能し、71分には松田のクロスから三田がヘディングで3点目を奪った。結局、鹿島の反撃を本山の1点のみに抑え、3-1の快勝。リーグ戦に出られない選手が存在感を見せ、東京が今季初勝利を飾った。
FC東京 | 3 | 2 | 前半 | 0 | 1 | 鹿島アントラーズ |
1 | 後半 | 1 | ||||
河野 広貴 | 8' | 得点 | 72' | 本山 雅志 | ||
太田 宏介 | 10' | |||||
三田 啓貴 | 71' |
GK | 1 | 塩田 仁史 | GK | 1 | 佐藤 昭大 |
DF | 50 | 松田 陸 | DF | 24 | 伊東 幸敏 |
29 | 吉本 一謙 | 5 | 青木 剛 | ||
3 | 森重 真人 | 15 | 昌子 源 | ||
6 | 太田 宏介 | 16 | 山本 脩斗 | ||
MF | 7 | 米本 拓司 | MF | 20 | 柴崎 岳 |
34 | 野澤 英之 | 40 | 小笠原 満男 | ||
22 | 羽生 直剛 | 25 | 遠藤 康 | ||
17 | 河野 広貴 | 28 | 土居 聖真 | ||
FW | 9 | 渡邉 千真 | 19 | 豊川 雄太 | |
13 | 平山 相太 | FW | 11 | ダヴィ |
GK | 20 | 権田 修一 | GK | 29 | 川俣 慎一郎 |
FP | 5 | 加賀 健一 | FP | 4 | 山村 和也 |
8 | 三田 啓貴 | 8 | ルイス アルベルト | ||
14 | 武藤 嘉紀 | 10 | 本山 雅志 | ||
18 | 石川 直宏 | 18 | 赤崎 秀平 | ||
28 | 幸野 志有人 | 27 | 梅鉢 貴秀 | ||
33 | 椋原 健太 | 33 | カイオ | ||
監督 | マッシモ フィッカデンティ | 監督 | トニーニョ セレーゾ |
河野 広貴 | ![]() | 8' | 得点 | |||
太田 宏介 | ![]() | 10' | 得点 | |||
松田 陸 | ![]() | 35' | 警告 | |||
河野 広貴 | ![]() | 44' | 警告 | |||
交代 | HT | ![]() | 土居 聖真 | |||
![]() | 本山 雅志 | |||||
河野 広貴 | ![]() | 54' | 交代 | |||
三田 啓貴 | ![]() | |||||
交代 | 55' | ![]() | 豊川 雄太 | |||
![]() | カイオ | |||||
警告 | 57' | ![]() | 昌子 源 | |||
渡邉 千真 | ![]() | 59' | 交代 | |||
武藤 嘉紀 | ![]() | |||||
三田 啓貴 | ![]() | 71' | 得点 | |||
得点 | 72' | ![]() | 本山 雅志 | |||
交代 | 73' | ![]() | 小笠原 満男 | |||
![]() | 梅鉢 貴秀 | |||||
警告 | 76' | ![]() | ダヴィ | |||
羽生 直剛 | ![]() | 79' | 交代 | |||
石川 直宏 | ![]() |
主審 − 村上 伸次 | 観衆 − 10,353人 |