2014.03.09 - 明治安田生命 J3リーグ 第1節
AC長野パルセイロ × 福島ユナイテッドFC
( 味の素フィールド西が丘,13:00 )
今季から新設されたJ3リーグの開幕戦。昨季JFLで優勝を果たし、更なる戦力補強を行った長野。本来のホーム・佐久のピッチ整備が困難である影響で西が丘に舞台を移しての開幕を迎えたが、新リーグの開幕ということもあり、それでもなお4,000人を超える観客が詰めかけた。対する昨季JFL14位の福島は強豪を相手にどのような戦いを見せるか注目。
立ち上がりから揺さぶりをかけたのは長野。福島の両SBが中に絞ることにより生じるサイドのスペースを積極的に突く。17分、向が右サイドから中央に供給したスルーパスに高橋が抜け出し、冷静にファーサイドに流し込んで先制する。福島は長野の厳しいプレスに苦しみ、前半は全く良いところを見せられずに終了。後半も同様の流れが続く。71分、小林を中央のFWに投入してようやくボールを収められるようになった福島だが、長野も選手交代で守備を固め、磐石の態勢で逃げ切りに成功。福島の栗原新監督にとっては、長野の美濃部監督に経験の差を見せられる敗戦となった。