2014.01.01 - 天皇杯 全日本サッカー選手権大会 決勝
横浜F･マリノス × サンフレッチェ広島
（ 国立霞ヶ丘競技場,14:00 ）
2020年の東京五輪開催決定に伴う国立競技場の改修により、現在の姿では最後となる「元日国立」の決勝戦。横浜M･広島共に、Jリーグ発足後の天皇杯では優勝の経験が一度も無い。横浜Mはリーグ最終節で広島に優勝を攫われた借りを返し、2冠を阻止したいところだが、FWの藤田が出場停止のため、端戸が今季初の1トップでのスタメンとなった。
立ち上がりからしばらくは互いに様子見の時間が続くが、17分に小林が右サイドからドリブル突破を試みると、DFが防いだこぼれ球をフリーの齋藤がダイレクトで決めて横浜Mが先制。更に21分、中村の左CKを中町が頭で合わせ、西川が弾いたところを中澤が頭で押し込み、僅か5分の間に2-0となる。横浜Mは1トップの端戸がボールの引き出し役を務めきり、攻撃に大きく貢献。広島は後半から左サイドに清水を投入して打開を試みるが、得点に直結する決定的なクロスを供給するには至らず。横浜Mが広島を無失点に抑え、21年ぶりの天皇杯を獲得。広島の2冠を阻止した。
