2012.12.08 - J1昇格プレーオフ 決勝
京都サンガF.C. × 徳島ヴォルティス
（ 国立霞ヶ丘競技場,15:30 ）
昨季はJ2で6位に終わった大分が2連勝で優勝まで駆け上がったJ1昇格プレーオフ。今季の準決勝は、3位・京都と4位・徳島がそれぞれドローで試合を終え、規定により国立での決勝に駒を進めた。京都は2010年シーズン以来のJ1復帰、徳島は初のJ1昇格を狙う。両ゴール裏には遠方からそれぞれのサポーターが駆け付け、J1昇格を狙って気勢を上げる。
立ち上がりからボールを支配したのは京都。大木監督の就任以来取り組んできたパスサッカーで徳島を攻め立てる。しかし39分、徳島がこの試合で初めて得たCKを千代反田が決めて徳島が先制。更に43分、縦のロングボールに抜け出した津田が追加点を挙げて2-0。シンプルな形ながら京都の虚を突く形で徳島が優位に立つ。後半、同点にしなければならない京都が圧倒的に支配するものの、リーグ終盤に鉄壁の守備を作り上げた徳島の堅牢な守備陣を前に決定機を作り出すことができず、0-2のままタイムアップ。徳島が歓喜の勝利を挙げ、四国初となるJ1昇格を果たした。
