2013.11.30 - J1 第33節
柏レイソル × FC東京
（ 日立柏サッカー場,17:00 ）
リーグ戦は残り2試合。ホーム最終戦の柏は、退団が決定しているジョルジワグネルが日立台のピッチに立つ最後の試合。両チーム共に消化試合ではあるが、チケットは完売。満員の観客が日立台に詰めかけた。
システムが異なることによって生まれるミスマッチを互いに突き、一進一退の攻防が続いた前半だが、均衡が崩れたのは39分。PA内で長谷川がハンドを犯してしまい、柏がPKを獲得。これを田中が落ち着いて決める。更に前半AT1分、権田へのバックパスが短くなったところを奪おうとした工藤を張賢秀が倒してしまい、このPKを田中が決めて2-0となる。後半、高橋を投入して3バックに移行し、立て直しを図った東京だが、1分と経たないうちに高橋の強引なバックパスを権田がキックミス。これが運悪く工藤の足下にこぼれ、易々と3点目を奪われて万事休した。その後、米本の縦パスに抜け出した石川が1点を返すものの、終盤には田中の豪快なダイレクトボレーで柏が加点。日立台最後のピッチとなったジョルジワグネルも登場し、ホームチームにとって最高の雰囲気のまま、4-1で試合の幕は下ろされた。
