2013.11.09 - 関東大学サッカーリーグ1部 第20節
慶應義塾大学 × 国士舘大学
( 神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場,13:50 )
関東大学リーグは残り3節。ここまで思うような成績を残せず11位に低迷する慶應大は、勝ち点を挙げなければ2部降格が待っている。相手の国士舘大は、リーグ戦では夏の中断明けの第10節以来、10試合連続負け無しの難敵。課題の守備がどこまで持ちこたえられるかが重要だ。
試合は立ち上がりから国士舘大がボールを支配して攻め込む展開。両サイドの佐々木と進藤が裏を突いてくる。30分、進藤が溝渕を抜いて左サイドを崩すと、中央に走り込んだ新村に繋いで先制点。先行を許した慶應大は後半からロングボール主体の攻撃に切り替え、前線の平戸と武藤にボールを集める。58分には増田がPA内で倒されPKを獲得するが、武藤のシュートはコースが甘く、GK・久保田に弾き返される。敗戦の色濃くなってきた82分、セットプレイのこぼれ球に松下が反応して放ったシュート性のパスを拾った武藤が押し込み、遂に慶應大が同点に追いつくものの、逆転を狙う慶應大の猛攻の裏を国士舘大が突く。86分、中盤でボールを拾ってからのカウンターから進藤が決めて1-2と再び国士舘大が勝ち越し。結局、これが決勝点となった。慶應大は後半の立て直しも空しく敗戦。最下位の東洋大が勝利したことにより、2試合を残して最下位に転落してしまった。