2013.10.27 - J1 第30節
ヴァンフォーレ甲府 × FC東京
（ 山梨中銀スタジアム,13:00 ）
J1残留を賭けた戦いが続いている15位・甲府は、パトリックの出場停止に伴い、平本がスタメン。ジウシーニョが1トップに入る。対する東京は、ポポヴィッチ監督の今季限りでの契約満了が発表された直後。対戦相手の甲府のシステムに対応する形で、スタートから3-4-2-1を採用した。
立ち上がりから試合を支配したのは甲府。厳しいチェックからカウンターを仕掛け、東京に余裕を与えない。すると28分、セットプレイの崩れから平本が決めて先制。流れを掴み切れない東京は、途中から4-2-3-1にシステムを戻す。甲府が早い時間帯から守備を固めてきたこともあり、一転して東京のペースとなった。しかし、相次ぐチャンスをことごとく物にできず、同点に追いつくことができない。80分、右サイドからカットインを試みた徳永のミドルシュートが突き刺さり、ようやく1-1の同点。その後はハーフコートゲームが展開されたものの、勝ち越し点を挙げることができず、無念のタイムアップ。東京にとっては悔やんでも悔やみきれない勝ち点1となった。
