2013.09.30 - 国民体育大会 サッカー競技会 成年男子 準々決勝
茨城県選抜 × 東京都選抜
（ 多摩市立陸上競技場,14:00 ）
54年ぶりの開催となった東京での国体。地元・東京都選抜は、関東リーグと都リーグからの選抜チームで大会に臨んでいる。前日に行われた1回戦では、延長・PK戦の末に北海道選抜を下してベスト8に進出。本日は茨城県選抜との対戦である。茨城には県リーグ所属選手の他に流通経済大学の選手もメンバーに選ばれており、難しい戦いが予想される。
序盤からボールを回して攻撃の機会を窺う東京だが、DFラインを低めに設定して守備を固める茨城に対し、決定機を作れない。すると32分、中盤でのパスミスをカットされ、ショートカウンターから奥村に決められて0-1とリードを許す。後半に入ってから東京はロングボールを使う回数を増やして反撃を開始。自陣に篭もって1点を守り切ろうとする茨城を押し込みワンサイドゲームとなる。そして迎えた後半AT5分、左CKを安藤が頭で決め、土壇場で東京が1-1の同点。延長戦は東京が圧倒的に押し込んだものの、茨城が耐えてPK戦へ縺れ込む。両チーム共に4人目まで全員決める緊迫した流れが続いたが、茨城の5人目となった奥村のシュートがクロスバーを叩いて遂に決着。2日連続のPK戦を制した東京がベスト4に進出した。
