2013.07.14 - JFL 第20節
FC町田ゼルビア × 横河武蔵野FC
（ 町田市立陸上競技場,15:00 ）
第17節・長野戦での大敗を受けて秋田前監督を解任した町田は、新たに楠瀬監督代行を据え、チームの立て直しを図っている。今節は武蔵野をホームに迎えての「南北多摩決戦」。5月に行われたアウェイでの一戦は辛うじて1-0と勝利しているが、これまでのJFLでの対戦成績では圧倒的に分が悪い相手。上位に食らいつくためには正念場の一戦だ。
前半からボールを動かして武蔵野のゴールを攻め立てる町田だが、ゴールを奪えずにスコアレスで後半へ折り返す。すると、後半から投入された新加入の杉本がファーストタッチのドリブルからシュートを決めて1-0と先制。閉塞感の漂っていたピッチに光が差したかに見えた。しかし武蔵野もここから反撃。60分、サイドを崩してから中央での若狭の落としを矢部が押し込んで同点とする。町田もすかさずゴール前の混戦を阿部が押し込んで勝ち越すものの、僅か1分後に矢部が20メートルはあろうかという長距離から豪快なミドルシュートを突き刺してまたしても同点。70分に若狭が退場となり数的不利となった武蔵野だが、その後は無理をせずに守備を固め、無難に乗り切って試合終了。町田にとっては手痛いドロー決着となった。
