2013.06.29 - J2 第21節
ジェフユナイテッド千葉 × 東京ヴェルディ
（ フクダ電子アリーナ,19:00 ）
J2はリーグの折り返し地点となる第21節。ここ数試合、堅実に勝ち点を積み重ね、J1昇格圏を眼前に捉えている千葉が、東京Vを迎え撃つ。千葉はケンペス、ジャイールの両外国人に加え、キャプテンの兵働も欠場。代わりに若手の大塚と南昇佑の2トップを据えて試合に臨む。
均衡は早々に崩れる。5分、安田のバックパスをカットした南昇佑がそのままドリブルでフィニッシュし、ホームの千葉が先制。更にキローラン木鈴が負傷交代した東京Vは苦しい展開となる。しかし、森と前田の両WBが鋭い突破で千葉を押し込むと、44分に左サイドを起点とした波状攻撃からゴール前のこぼれ球を安田が決めて1-1の同点。一進一退のまま試合は終盤へと進む。試合の流れを変えたのは、佐藤勇人の投入に伴う田中佑昌のポジション変更。中央にポジションを移した田中が積極的に東京VのDFライン裏を突き、80分には田中の突破からのシュートのこぼれ球を大塚が決めて2-1と勝ち越した。結局このまま試合は終了。勝利を収めた千葉が4試合負け無しとした一方で、東京Vは4試合勝ち無しとなった。
