2013.06.16 - 関東サッカーリーグ1部 後期 第2節
エリースFC東京 × 日立ビルシステム
( 味の素フィールド西が丘,13:50 )
昨季の関東1部で優勝し、JFL昇格を果たしたSC相模原を最後まで苦しめた強豪・エリースFC東京だが、今季は一転して中位に甘んじる戦いが続いている。対する日立ビルシステムも、今季は未だ1勝という極めて苦しい立場であるが、その1勝は前期のエリース戦。この試合でも勝利し、関東1部残留に向けて弾みをつけたい。関東1部では珍しく西が丘での開催となった一戦は、選手にとっては難しい蒸し暑い中での試合となった。
先制したのはエリース。28分、左サイドでボールを持った青山が狭い角度からミドルシュート。GK・寺地が辛うじて手に当てるものの、ボールはぎりぎりゴールラインを割って1-0。しかし日立ビルもすぐに反撃。37分にDFライン裏へのボールに抜け出した石澤がGKを引きつけてから冷静に決めて同点とする。後半に入ると、更に日立ビルが猛攻。62分、前半から左サイドで積極的な仕掛けを見せていた福田のミドルシュートが決まって逆転に成功すると、その4分後にもセットプレイから福田が追加点。終盤にはエリースも反撃を試みるものの、前線に収まり所が無く、日立ビルのカウンターに苦しめられることに。結局、1-3のまま試合終了。日立ビルは前期のエリース戦に続いて今季2勝目を挙げ、関東1部残留に向けて一歩前進した。