

日本代表のワールドカップ最終予選とコンフェデレーションズカップ出場に伴い、今節を最後にJ1は1ヶ月余りの中断期間を迎える。東京は勝てば勝ち点で鹿島に並び、上位に進出して中断期間を迎えられるだけに、勝利が欲しいところ。3月のナビスコカップのグループリーグでは東京が4-2で勝利しており、良いイメージを持って試合に入りたいところ。
7分、ゴール正面でボールを受けた李が強引なドリブルで突破し、冷静に決めて東京が先制。その後も鹿島を寄せ付けない圧倒的なパス回し試合を支配すると、44分には流れるような縦の突破から渡邉が決めて2点差とする。リーグ戦では6年ぶりとなるカシマでの勝利が手に届くところまで来ていた。しかし、後半開始早々にショートカウンターから大迫に追撃弾を許すと、ここから東京の守備は瞬く間に崩れていった。56分、右サイドを突破した遠藤のクロスを張がクリアしきれずオウンゴールで2-2の同点。更に65分、投入されたばかりの田邉が自陣で大迫にボールを奪われ、いともあっさりと決められて2-3と逆転を許した。終盤、林と平山を投入して攻勢をかける東京だが、猛攻は実らず試合終了。試合後にポポヴィッチ監督がコメントしたとおり、東京が「メンタル」の弱さを露呈する結末となった。
| 鹿島アントラーズ | 3 | 0 | 前半 | 2 | 2 | FC東京 |
| 3 | 後半 | 0 | ||||
| 大迫 勇也 | 47' | 得点 | 7' | 李 忠成 | ||
| 張 賢秀(OG) | 56' | 44' | 渡邉 千真 | |||
| 大迫 勇也 | 65' | |||||
| GK | 21 | 曽ヶ端 準 | GK | 20 | 権田 修一 |
| DF | 5 | 青木 剛 | DF | 2 | 徳永 悠平 |
| 3 | 岩政 大樹 | 30 | 張 賢秀 | ||
| 15 | 昌子 源 | 3 | 森重 真人 | ||
| 6 | 中田 浩二 | 6 | 太田 宏介 | ||
| MF | 35 | 野沢 拓也 | MF | 4 | 高橋 秀人 |
| 40 | 小笠原 満男 | 7 | 米本 拓司 | ||
| 20 | 柴崎 岳 | 49 | ルーカス | ||
| 25 | 遠藤 康 | 11 | 李 忠成 | ||
| FW | 9 | 大迫 勇也 | 38 | 東 慶悟 | |
| 11 | ダヴィ | FW | 9 | 渡邉 千真 |
| GK | 1 | 佐藤 昭大 | GK | 1 | 塩田 仁史 |
| FP | 4 | 山村 和也 | FP | 13 | 平山 相太 |
| 10 | 本山 雅志 | 16 | 丸山 祐市 | ||
| 13 | 中村 充孝 | 17 | 河野 広貴 | ||
| 16 | 本田 拓也 | 23 | 林 容平 | ||
| 17 | 前野 貴徳 | 27 | 田邉 草民 | ||
| 27 | 梅鉢 貴秀 | 36 | 三田 啓貴 | ||
| 監督 | トニーニョ セレーゾ | 監督 | ランコ ポポヴィッチ | ||
| 得点 | 7' | 李 忠成 | ||||
| 遠藤 康 | 33' | 警告 | ||||
| 得点 | 44' | 渡邉 千真 | ||||
| 大迫 勇也 | 47' | 得点 | ||||
| 警告 | 55' | 森重 真人 | ||||
| 張 賢秀(OG) | 56' | 得点 | ||||
| 警告 | 62' | 張 賢秀 | ||||
| 交代 | 65' | 李 忠成 | ||||
| 田邉 草民 | ||||||
| 大迫 勇也 | 65' | 得点 | ||||
| 小笠原 満男 | 71' | 交代 | ||||
| 本田 拓也 | ||||||
| 遠藤 康 | 76' | 交代 | ||||
| 本山 雅志 | ||||||
| 交代 | 88' | 田邉 草民 | ||||
| 林 容平 | ||||||
| ルーカス | ||||||
| 平山 相太 | ||||||
| 野沢 拓也 | 90+3' | 交代 | ||||
| 山村 和也 |
| 主審 − 飯田 淳平 | 観衆 − 17,969人 |