2013.05.18 - J1 第12節
FC東京 × 清水エスパルス
（ 味の素スタジアム,19:00 ）
前節の湘南戦で悔しい逆転負けを喫した東京にとっては仕切り直しとなる一戦だが、水曜日に行われたナビスコカップで長谷川が負傷。今節は李をトップ下、東を左サイドに配してのスタートとなる。一方の清水も春先は苦しい戦いを強いられていたが、前線のバレーを活かすシステムに変更してからは復調気味。東京はいかにバレーを抑えるかが課題となる。
前半からボールを支配してゴールに迫る東京だが、決定的なフィニッシュに至ることができず。逆に清水は、バレーに集めてシンプルにゴールを目指す作戦を遂行。一進一退の攻防が、長時間続いた。しかし53分、東を起点にルーカスの折り返しを受けた高橋がシュート。ボールはGK・林の股間をすり抜け、ゴールに転がり込んだ。待望の先制点を契機に、東京は更に攻勢を強める。61分、太田の左サイドからの鋭いクロスボールは林が弾くものの、目の前にいたルーカスに当たって跳ね返ったボールが転々とゴールに吸い込まれ、これで2-0。東京は終盤の清水の猛攻も凌ぎ、そのまま試合終了。前節の敗戦のショックを見事に吹き飛ばす快勝を飾った。
