2013.04.06 - J1 第5節
浦和レッズ × ジュビロ磐田
（ 埼玉スタジアム2002,19:00 ）
リーグ戦開幕からここまで負け無しの浦和と、勝ち無しの磐田。好対照なシーズン開幕を迎えた両チームの顔合わせは、「爆弾低気圧」の接近に伴う強風と強雨に見舞われる中での試合となった。両チーム共に、未だ今季ゴールの無いエース、興梠と前田の活躍がキーになるか。
先にチャンスを掴んだのは浦和。19分、ペナルティエリア内で興梠が倒されPKを得る。しかし、興梠のシュートは川口が驚異的な反応で防ぎ、浦和は先制ならず。更に26分、駒野のクロスにファーサイドへ走り込んだ前田が悠々と押し込み、磐田が先制。ゴールの欲しい浦和はあらゆる攻撃の手を尽くすものの、5バック気味にリトリートする磐田の守備を破れず、試合の流れは確実に磐田へと傾いていた。しかし77分、浦和のCKに本日が誕生日である森脇が頭で押し込み1-1の同点に持ち込むと、空気は一変。後半AT2分、カウンターから抜け出した原口が川口との1vs1を決め、土壇場で2-1と逆転。悪天候の中、最後まで声を嗄らして応援した赤のサポーターに歓喜が待っていた。一方、あらゆるツキに恵まれながらも最後は屈した磐田は開幕5戦勝ち無しという苦境から脱せないままとなった。
