2013.04.06 - J1 第5節
FC東京 × 大宮アルディージャ
（ 味の素スタジアム,14:00 ）
決して内容が悪いわけではないが、リーグ戦で2連敗と結果がついてこない東京。上位争いについていくためにも、ここでの3連敗だけは避けたいところ。しかし、対戦相手は現在絶好調の大宮。リーグ戦に限っては、昨季から続けて実に15試合負け無しという破竹の勢いである。「爆弾低気圧」の接近に伴い、強風が吹き荒れる中での一戦となった。
主導権を握ったのは東京。ボールを奪ったらできるだけ素早く前線に展開し、大宮の守備が整うまでの間に崩しを図る。何度か良いシーンは作る東京だが、大宮も堅牢な守備を崩さず、試合は後半へ。試合は支配しているのに点が取れない東京の攻撃に焦燥が見受けられるようになり、徐々に大宮のカウンターの精度が増してくる。そして迎えた78分、カウンターから得た下平のFKに権田が飛び出すものの触れず、ゴール真正面でズラタンが頭で合わせ、大宮が先制。その後、素早く逃げ切り態勢を固めた大宮が危なげなく東京の攻撃をシャットアウト。0-1でリーグ戦16試合負け無しとなった。東京は選手交代が後手に回り、悔しい3連敗を喫した。
