2013.03.31 - J2 第6節
東京ヴェルディ × FC岐阜
（ 味の素スタジアム,16:00 ）
第5節を終了した段階で、J2で未だ勝利を挙げられていないのは東京Vと岐阜の2チームのみ。その両者が今季初勝利を賭け、味スタで対決。21位の東京Vは、三浦新監督が指揮をとるようになってから徐々にチーム状態が上向きつつあるが、22位の岐阜は初勝利はおろか、1ゴールも挙げられていない状況。岐阜はまず今季初ゴールを狙いたい。
開始3分、CKの流れから高原が決めて東京Vが早々に先制。その後も岐阜からボールを奪っての速攻で畳み掛け、17分に常盤の鮮やかなループシュートで2-0。35分には飯尾の折り返しを西がダイレクトで蹴り込み、前半だけで3-0と趨勢を決めてしまう。後半に入りようやくボールを持たせてもらえるようになった岐阜は反撃を試みるものの、決定的な場面を作ることができず時間だけが刻一刻と過ぎていく。後半ATにはデズモンド退場という悲運に見舞われ、3-0のまま試合終了。待望の今季初勝利を挙げ、盛り上がるホーム側スタンドと対照的に、3月にまさかの無得点に終わった岐阜のゴール裏からは、選手たちを励ます悲鳴に近い声が響いていた。
