2012.11.24 - J1 第33節
ガンバ大阪 × FC東京
（ 万博記念競技場,14:30 ）
リーグ戦は残り2試合。16位に沈むG大阪は、前節清水に3-1で勝利したものの、大宮・神戸が共に勝利したためJ2降格圏脱出はならず。この試合で勝利し、少しでも上位チームにプレッシャーをかけたいところ。岩下が警告累積で残り試合を出場停止となるが、代わりに負傷で長期離脱していた中澤がDFラインに復帰。東京は渡邉が1トップでスタメン。
先制したのはアウェイの東京。左サイドからの太田のクロスに中央でルーカスが潰れ、ファーサイドから走り込んだ徳永が狭い角度ながら豪快に蹴り込み0-1とする。しかし、背水の陣で臨むG大阪も37分に遠藤のFKを家長が頭で合わせ同点。浮足立つ東京の守備を尻目に、後半にも家長が決めて2-1と逆転。万博を埋め尽くしたG大阪サポーターが歓喜に揺れた。しかし東京も石川とヴチチェヴィッチの投入で流れを引き戻す。84分、太田のパスを受けたヴチチェヴィッチのシュートがクロスバーに跳ね返ったところを渡邉が強引に押し込んで同点。その後は激しい攻め合いとなったが、2-2のままタイムアップを迎えた。G大阪はJ2降格圏の16位のまま最終節を迎えることが決定。選手たちは一様に暗い表情でピッチを後にした。
