2012.11.23 - J1昇格プレーオフ 決勝
大分トリニータ × ジェフユナイテッド千葉
（ 国立霞ヶ丘競技場,13:00 ）
今季から新たに導入されたJ2の3～6位のクラブによって争われるJ1昇格プレーオフは、準決勝の2試合で共に下位のクラブが勝利するという展開となった。国立競技場での決勝でJ1昇格の切符を賭けて戦うのは、5位・千葉と6位・大分。引き分けの場合は上位の千葉がJ1昇格となる。
試合を支配したのは千葉。引き分けでもJ1に昇格できる優位な状況でありながら、ゴールを奪いにいく積極的な姿勢を見せる。しかし、大分も丹野の好セーブでピンチを切り抜け、終盤まで0-0のまま耐え抜くと、少しずつチャンスが増え始める。そして迎えた86分、森島の縦パスに反応した途中出場の林が岡本の頭上を射抜くループシュートを決めて、土壇場で大分が先制。まさかの失点により慌ててパワープレイに切り替える千葉だが、大分の決死の守備を前に攻撃は実らず、1-0で試合終了。千葉は目前まで迫っていたJ1昇格にまたしても失敗。逆に、プレーオフで最も不利な立場にあった大分が上位クラブを連破し、2009年以来のJ1復帰を決めた。
