第22節以来、実に9試合勝利から見放され、15位と一気にJ1残留争いに巻き込まれてしまった神戸は、今季途中から就任したばかりの西野監督を更迭。残り3試合を安達新監督に託し、J1残留を目指す。東京はACL出場権獲得の可能性も残しており、決して消化試合ではない。
立ち上がりから攻勢に出る東京だが、ゴール前まで迫りながら決定的なフィニッシュに持ち込むことのできない、もどかしい展開。すると27分、サイドからするすると駆け上がってきた奥井をフリーにして中央への侵入を許して失点。これが致命傷となる。後半に入ると、激しさを増した雨の影響でピッチが冠水。ボールはほとんど転がることは無く、両チーム共にロングボールを放り込む展開となった。終始ボールを支配する東京は何度もボールをゴール前に集めるものの、人数をかけてゴール前に「絶壁」を築く神戸守備陣の前に決定的なシュートすら僅かという状況。結局、0-1のまま試合は終了。神戸は久々の勝利でJ1残留に一歩前進した。一方の東京は僅かに残っていたACL出場権の可能性も完全に消滅。天候の影響もあったため致し方ない部分はあるにせよ、閉塞感だけが漂う結果となった。
FC東京 | 0 | 0 | 前半 | 1 | 1 | ヴィッセル神戸 |
0 | 後半 | 0 | ||||
得点 | 27' | 奥井 諒 |
GK | 20 | 権田 修一 | GK | 28 | 嘉味田 隼 |
DF | 2 | 徳永 悠平 | DF | 25 | 奥井 諒 |
30 | 張 賢秀 | 4 | 北本 久仁衛 | ||
3 | 森重 真人 | 19 | 伊野波 雅彦 | ||
14 | 中村 北斗 | 3 | 相馬 崇人 | ||
MF | 4 | 高橋 秀人 | MF | 13 | 小川 慶治朗 |
8 | 長谷川 アーリアジャスール | 27 | 橋本 英郎 | ||
18 | 石川 直宏 | 18 | 田中 英雄 | ||
10 | 梶山 陽平 | 8 | 野沢 拓也 | ||
27 | 田邉 草民 | FW | 10 | 大久保 嘉人 | |
FW | 49 | ルーカス | 9 | 都倉 賢 |
GK | 1 | 塩田 仁史 | GK | 1 | 植草 裕樹 |
FP | 5 | 加賀 健一 | FP | 7 | 朴 康造 |
6 | 太田 宏介 | 11 | 田代 有三 | ||
7 | 米本 拓司 | 14 | 森岡 亮太 | ||
11 | 渡邉 千真 | 21 | 茂木 弘人 | ||
17 | 河野 広貴 | 23 | 李 光善 | ||
32 | ネマニャ ヴチチェヴィッチ | 24 | 三原 雅俊 | ||
監督 | ランコ ポポヴィッチ | 監督 | 安達 亮 |
警告 | 22' | ![]() | 都倉 賢 | |||
得点 | 27' | ![]() | 奥井 諒 | |||
中村 北斗 | ![]() | 35' | 交代 | |||
太田 宏介 | ![]() | |||||
田邉 草民 | ![]() | 55' | 交代 | |||
渡邉 千真 | ![]() | |||||
交代 | 56' | ![]() | 都倉 賢 | |||
![]() | 田代 有三 | |||||
高橋 秀人 | ![]() | 66' | 警告 | |||
警告 | 70' | ![]() | 大久保 嘉人 | |||
梶山 陽平 | ![]() | 76' | 交代 | |||
ネマニャ ヴチチェヴィッチ | ![]() | |||||
交代 | 77' | ![]() | 野沢 拓也 | |||
![]() | 三原 雅俊 | |||||
交代 | 81' | ![]() | 奥井 諒 | |||
![]() | 茂木 弘人 | |||||
警告 | 85' | ![]() | 小川 慶治朗 |
主審 − 飯田 淳平 | 観衆 − 17,454人 |