2012.10.20 - J1 第29節
セレッソ大阪 × FC東京
（ キンチョウスタジアム,18:00 ）
夏場以降、苦戦の続いていたC大阪だが、昨季までチームを率いたクルピ監督が就任してからは徐々に調子を上げ、現在は3連勝中。J1残留はほぼ確定的な状況であり、この試合で勝利すれば、勝ち点で東京を上回ることになる。一方の東京は、ナビスコカップ準決勝で敗退し、残すはリーグ戦のみ。森重が出場停止だが、何とか勝ち点を持ち帰りたい。
キックオフから早々にC大阪の猛攻に晒される東京だが、急造となった徳永・高橋のCBコンビが中心となり、前半は0-0と持ちこたえる。しかし後半開始直後の50分、丸橋が左サイドからカットインして放ったミドルシュートが突き刺さり1-0。またしても劣勢に立たされた東京は、張賢秀を入れて3-4-2-1にシステムを変更する。するとこれが効果を発揮し、74分にカウンターから長谷川の折り返しをヴチチェヴィッチが流し込み同点に追いついた。その後は一進一退の攻防が続くものの、1-1で試合終了。終始押され気味の苦しい内容を考えれば、充分に収穫といえる勝ち点1を獲得した。
