2012.09.22 - J1 第26節
FC東京 × 川崎フロンターレ
（ 味の素スタジアム,19:00 ）
Jリーグ戦では通算20試合目となる「多摩川クラシコ」。前回対戦は等々力で東京が1-0と勝利し、川崎の相馬前監督の解任の引き金となった。風間監督にバトンを引き継ぎ、味スタでのリターンマッチはどうなるか。川崎は西部・小宮山・稲本・小林が負傷離脱しているうえ、田中裕介・井川が出場停止という苦しい状況。東京は今日も4-2-3-1のシステムで臨む。
前半からチャンスを作ったのは東京。立ち上がりの守備が不安定な川崎の隙を突き、前半の間にいくつも決定機を作るが、なかなか決めることができない。そして0-0のまま迎えた後半開始直後に試合が動く。楠神がドリブル突破からゴールを決め、川崎が先制。更に54分、中村のFKをジェシが頭で合わせ、0-2とする。東京も前線の選手を投入して追撃を図るが、ルーカスのシュートがクロスバーに当たるなど、あと一歩が届かなかった。反撃は終盤にエジミウソンが挙げた1点のみ。残り時間を堅実に使い切った川崎が勝利。東京は歯痒さと悔しさだけが残る、苦い敗戦となった。
