2012.05.06 - J1 第10節
アルビレックス新潟 × FC東京
（ 東北電力ビッグスワンスタジアム,19:00 ）
ACLでは好調を維持してグループリーグ突破を決めた東京だが、リーグ戦では一転して3連敗中。そろそろトンネルから抜け出したい。東京は最終ラインのスタメンを変更。椋原が右、太田が左のサイドバックに入り、中央には張に代わって徳永が入った。一方、ホームの新潟も今季は苦戦が続いており、リーグ戦の総得点が「5」という深刻な得点力不足。
前半は、なかなか相手を崩すことができない東京と、フィニッシュおよびその直前までは持っていくものの決め切れない新潟という両チームの状況を浮き彫りにしたような展開となる。しかし後半に入って51分、椋原のクロスを梶山がダイレクトボレーで合わせてアウェイの東京が先制。更に71分、スローインからゴール前で新潟DFが処理にもたつく間にこぼれ球を谷澤が押し込み0-2。終盤は新潟が攻め手を欠いたこともあり、東京が逃げ切りを完遂して久々のリーグ戦勝利。新潟は終盤に手も足も出せず、試合後のゴール裏からは黒崎監督の退任を求めるコールまでもが起きていた。
