浦和は15位、大宮は14位。ナビスコカップを含めて実に今季3度目となる「さいたまダービー」は、図らずも共にJ1残留を賭けた非常に大事な一戦となった。浦和は1週間前のナビスコカップ準決勝で勝利した時とほぼ同じラインナップをピッチに送り出し、勢いを重視して試合に臨む。
試合は前半からホームの浦和がボールを支配し、サイドの梅崎を中心に何度も崩しにかかるものの、しっかりと組織された大宮の守備を崩すことができない。後半に入っても浦和が好機を決められないでいると、終盤戦に強い大宮が徐々に盛り返し始める。そして迎えた84分、左サイドを抜け出した橋本のクロスを中央のラファエルが打点の高いヘディングで合わせ、遂に大宮が先制する。浦和はその後の反撃も虚しく、痛恨の敗戦。16位の甲府が勝利したため、ダービーマッチに敗れるどころかJ2降格圏にまで転落するという、これまでにない過酷な状況に立たされることとなった。
浦和レッズ | 0 | 0 | 前半 | 0 | 1 | 大宮アルディージャ |
0 | 後半 | 1 | ||||
得点 | 84' | ラファエル |
GK | 18 | 加藤 順大 | GK | 1 | 北野 貴之 |
DF | 14 | 平川 忠亮 | DF | 32 | 杉山 新 |
26 | 濱田 水輝 | 4 | 深谷 友基 | ||
17 | 永田 充 | 34 | 片岡 洋介 | ||
12 | 野田 紘史 | 20 | 金 英權 | ||
MF | 10 | マルシオ リシャルデス | MF | 6 | 青木 拓矢 |
13 | 鈴木 啓太 | 17 | 上田 康太 | ||
8 | 柏木 陽介 | 13 | 渡邉 大剛 | ||
7 | 梅崎 司 | 8 | 東 慶悟 | ||
FW | 15 | エスクデロ セルヒオ | 18 | 橋本 早十 | |
31 | デスポトビッチ | FW | 10 | ラファエル |
GK | 1 | 山岸 範宏 | GK | 21 | 江角 浩司 |
FP | 4 | スピラノビッチ | FP | 7 | 李 天秀 |
22 | 山田 直輝 | 9 | 石原 直樹 | ||
24 | 原口 元気 | 11 | 藤本 主税 | ||
27 | 小島 秀仁 | 23 | 金澤 慎 | ||
28 | 岡本 拓也 | 26 | 村上 和弘 | ||
29 | マゾーラ | 37 | ホドリゴ ピンパォン | ||
監督 | ペトロヴィッチ | 監督 | 鈴木 淳 |
野田 紘史 | ![]() | 45+2' | 警告 | |||
交代 | 57' | ![]() | 上田 康太 | |||
![]() | 金澤 慎 | |||||
デスポトビッチ | ![]() | 66' | 交代 | |||
原口 元気 | ![]() | |||||
交代 | 69' | ![]() | 杉山 新 | |||
![]() | 李 天秀 | |||||
野田 紘史 | ![]() | 71' | 交代 | |||
岡本 拓也 | ![]() | |||||
マルシオ リシャルデス | ![]() | 75' | 交代 | 75' | ![]() | 金 英權 |
山田 直輝 | ![]() | ![]() | 村上 和弘 | |||
警告 | 76' | ![]() | 深谷 友基 | |||
得点 | 84' | ![]() | ラファエル | |||
平川 忠亮 | ![]() | 90+2' | 警告 |
主審 − 佐藤 隆治 | 観衆 − 34,654人 |