2011.09.18 - 四国サッカーリーグ 第13節
KFCグラシアス西条 × R.VELHO
( 西条市東予運動公園球技場,11:00 )
8チームで争われる四国リーグは佳境を迎えており、残り2試合。今季昇格してきたばかりのKFCグラシアス西条は、現在7位と苦しい戦いが続いており、このままだと各県リーグ上位との入替戦に回ることになる。今節の相手は6位のR.VELHO(アルベリオ)。勝てば四国リーグ残留に希望を繋ぐことができるだけに、チームにとって非常に大事な一戦である。
試合開始直後はロングボール主体で攻め込んだR.VELHOだが、西条の右サイドが手薄と見るや集中的にそこを突き、39分にはPA内でファウルを誘いPKを獲得。これを今井が決めて0-1と先制する。後が無くなった西条は後半から反撃に出ようとするものの、暑さもあって思うようにボールを繋げず、もどかしい時間が続く。それでも79分、PA外から三田が放った渾身のミドルシュートがゴール隅に突き刺さり、1-1の同点。その後も逆転に向けて西条の猛攻が続いたが、逆転弾は奪えずにタイムアップ。西条にとっては手痛いドロー。R.VELHOに試合の大半を支配されたことを考えれば大きな勝ち点1だが、選手たちの表情は一様に沈痛なものであった。