2011.07.24 - J2 第22節
FC東京 × ロアッソ熊本
（ 国立霞ヶ丘競技場,18:30 ）
前節、岐阜を相手に大勝したことにより、4位から一気に首位へとジャンプアップした東京。これからはJ1昇格を決めるために、後続を突き放していく必要がある。今節の相手は、現在5位につける熊本。失点が東京の「10」に次いで少ない「11」。今季、未だに2敗しか喫していない難敵だ。
前半、先制を狙う東京が攻め立てるものの、守備をきっちり固める熊本に対してなかなか決定機を作ることができない。しかしチャンスは前半終了間際に訪れる、43分、中央突破から見事に谷澤が抜け出したところを根占がPA内で倒してしまい、マッドレイ主審は「一発退場＋PK」を宣告。セザーがこれを決め、1-0で後半へ折り返す。バランスを失った熊本は、ここから一気に崩れていった。48分に羽生の追加点で早々に2点差となると、その後も谷澤のPK、徳永のミドルシュートで東京が加点。87分には途中出場のルーカスが梶山のロングパスを絶妙なトラップで処理して流し込み、東京再加入後初ゴールを決めた。1つの判定で試合の流れが変わったことにも恵まれたものの、東京が5-0で実力差を見せつけ、首位をキープした。
