2010.12.18 - 全日本大学サッカー選手権大会 1回戦
仙台大学 × 福岡大学
（ サウンドハウススポーツセンタープレイテックスタジアム,13:50 ）
今大会の優勝候補の一角でもある、前回大会準優勝の福岡大学が1回戦に登場。ロンドン五輪に出場する日本代表への選出が期待される永井を擁するとあって、福岡大に多くのメディアが取材に訪れていた。対するは東北地区代表の仙台大学。エース・奥埜の活躍が鍵を握る。
その周囲の期待に応えるように先制したのは福岡大。29分、ゴール前の競り合いのこぼれ球を拾った永井がドリブルで持ち込み、一気にゴールへ持ち込む圧巻の先制点を挙げる。更に畳み掛けるように31分、石津が決めて2-0。前半で試合の趨勢は決まったかに思われた。しかし後半立ち上がりの46分、仙台大はロングボールに抜け出した菅井が決めて瞬く間に1点差。ここから仙台大は長いボールを多用し、福岡大の守備陣のミスを突こうとする。しかし、福岡大も集中した守りで奥埜が牽引する攻撃陣をシャットアウト。2-1のまま逃げ切ることに成功した。福岡大が順当といえる勝ち上がりを決めた一方、仙台大の健闘も印象に残る試合だった。
