2010.11.14 - J1 第30節
横浜F・マリノス × FC東京
（ 日産スタジアム,14:00 ）
前節、16位の神戸が勝利したことにより、勝ち点で再びJ1残留ライン崖っぷちに立たされた東京。チーム状態は悪くないが、神戸も確実にチーム状態が上り調子であるだけに、負けられない試合が続く。今節は森重が警告の累積で出場停止。徳永が代役でCBに入る。横浜も負傷者が続出しており、中澤・栗原の両CBは揃って欠場。その隙を突きたい。
開始早々、米本が奪取したボールのこぼれ球を平山がダイレクトでゴール右隅に沈め、東京が先制。その後もボールを支配し、横浜に付け入る隙を与えない。しかし、後半に入ると徐々に運動量が低下し、天野の右サイド突破から横浜の若きエース・小野に同点弾を決められる。このまま崩れてしまうのかと、一時的に不安が漂った。しかし、東京はここから再び盛り返しに成功。左サイドで溌剌とした動きを見せたリカルジーニョが獅子奮迅の活躍を見せた。79分には、そのリカルジーニョとのパス交換から平山が豪快なシュートを突き刺し、再び東京が勝ち越した。終盤で得た値千金のリードを守り切り、東京が2-1で勝利。非常に大きな勝ち点「3」を得た。
