前節、アウェイでの清水との首位争いに敗れて一気に3位へと後退してしまった鹿島。しかも頼れるエースのマルキーニョスが負傷離脱。良くない出来事が重なっている。東京も梶山と羽生が負傷で遠征に帯同できず、満足とはいえない布陣。「手負いの王者」相手にどこまで戦えるか。
27分、小笠原のFKを興梠が頭でコースを変え、鹿島が先制。膠着した展開を打破できるセットプレイの強さが鹿島にはあった。しかし、後半に入り東京が攻める場面が多くなると、鹿島は徐々に運動量が低下。城福監督はすかさず攻撃的な選手を前線に投入し、相手陣内を押し込んだ。それが実ったのは86分、リカルジーニョ→大竹→大黒と繋ぎ、落としたボールを今野が左足で決めて同点。この場面、鹿島の選手は誰一人として今野に寄せることができなかった。技術面では差を見せつけられたが、それを「走力」でカバーした東京が、貴重な勝ち点「1」を持ち帰ることに成功した。
鹿島アントラーズ | 1 | 1 | 前半 | 0 | 1 | FC東京 |
0 | 後半 | 1 | ||||
興梠 慎三 | 27' | 得点 | 86' | 今野 泰幸 |
GK | 21 | 曽ヶ端 準 | GK | 1 | 塩田 仁史 |
DF | 7 | 新井場 徹 | DF | 33 | 椋原 健太 |
3 | 岩政 大樹 | 6 | 今野 泰幸 | ||
19 | 伊野波 雅彦 | 17 | 金 英權 | ||
5 | ジウトン | 14 | 中村 北斗 | ||
MF | 8 | 野沢 拓也 | MF | 18 | 石川 直宏 |
40 | 小笠原 満男 | 3 | 森重 真人 | ||
6 | 中田 浩二 | 2 | 徳永 悠平 | ||
11 | フェリペ ガブリエル | 8 | 松下 年宏 | ||
FW | 9 | 大迫 勇也 | FW | 13 | 平山 相太 |
13 | 興梠 慎三 | 39 | 大黒 将志 |
GK | 1 | 杉山 哲 | GK | 21 | 阿部 伸行 |
FP | 4 | 大岩 剛 | FP | 4 | 高橋 秀人 |
10 | 本山 雅志 | 11 | 鈴木 達也 | ||
15 | 青木 剛 | 16 | リカルジーニョ | ||
17 | 佐々木 竜太 | 19 | 大竹 洋平 | ||
24 | 當間 建文 | 24 | 重松 健太郎 | ||
25 | 遠藤 康 | 27 | 田邉 草民 | ||
監督 | オズワルド オリヴェイラ | 監督 | 城福 浩 |
警告 | 11' | ![]() | 椋原 健太 | |||
興梠 慎三 | ![]() | 27' | 得点 | |||
警告 | 45' | ![]() | 森重 真人 | |||
交代 | 56' | ![]() | 椋原 健太 | |||
![]() | 大竹 洋平 | |||||
フェリペ ガブリエル | ![]() | 61' | 交代 | |||
本山 雅志 | ![]() | |||||
交代 | 66' | ![]() | 石川 直宏 | |||
![]() | 重松 健太郎 | |||||
交代 | 72' | ![]() | 平山 相太 | |||
![]() | リカルジーニョ | |||||
大迫 勇也 | ![]() | 78' | 交代 | |||
青木 剛 | ![]() | |||||
得点 | 86' | ![]() | 今野 泰幸 | |||
野沢 拓也 | ![]() | 87' | 交代 | |||
佐々木 竜太 | ![]() | |||||
佐々木 竜太 | ![]() | 90+1' | 警告 |
主審 − 柏原 丈二 | 観衆 − 23,640人 |