2009.03.01 - 神奈川県社会人サッカー選手権大会 準々決勝
SC相模原 × 六浦FC
( 日本工学院八王子キャンパス総合グラウンド,14:45 )
神奈川県の天皇杯代表決定戦への出場権と、全社関東予選への出場権を賭け、神奈川県リーグの1部〜3部のクラブが一斉にトーナメントを戦う大規模な大会。1回戦からここまで勝ち上がってきたSC相模原は、3部所属ながら元日本代表の望月氏が代表としてJリーグを目指すクラブ。元Jリーグ所属の選手も名を連ねる。立ちはだかるのは1部の強豪・六浦FC。
ペースを握ったのは相模原。球離れの悪い場面もあったが、選手の連携は地域リーグとしては実に高いレベルにあった。前半終了間際にカウンターから鈴木が鮮やかにミドルを突き刺して先制。相模原にとって、理想的な展開だった。だが後半に入り1点差のまま終盤に縺れると、六浦がパワープレイで一気呵成に攻めかかる。最終的に、どうにかリードは守り切った相模原だったが、その守備に「余裕」は感じられなかった。実力は明らかに相模原の方が上。だが、六浦には粘りがあった。相模原にとって、目標への道のりが決して平坦なものではないことを改めて感じさせる一戦だった。