2006.12.10 - Jユースサハラカップ 準々決勝
FC東京U-18 × ベガルタ仙台ユース
（ フクダ電子アリーナ,14:00 ）
Jクラブユース世代最大のタイトルでもあるサハラカップ。東京は横浜Mや浦和と同組という激戦のAグループを勝ちあがっているだけに、優勝を狙いたいところ。相手の仙台ユースは来季のトップチーム昇格が内定している鈴木(弾)が中心のチーム。力では劣るが侮れない相手だ。会場はどちらのホームでもない千葉のフクアリだが、両チームのサポーターやベンチ外の選手が集結し、試合に臨む選手たちに応援の声を届ける。
前半から流れるようなパスワークで攻め込む東京は、36分に森村のFKを吉本が繋ぎ、最後は櫻井が決めて先制。後半も圧倒的に支配する。追加点だけが奪えず、徐々に嫌な空気が垂れ込め始めたが、追加点を決めたのは来季トップチーム昇格を決めている森村の左足。最後は気落ちした仙台から稲葉が3点目を奪い、準決勝進出を決定的なものにした。守備陣も吉本を中心とした完璧な出来でスコアレスに抑え、3-0で勝利。今後の戦いはもちろん、クラブの将来にも希望の持てる良い試合だった。
