2006.11.19 - 日本フットボールリーグ 後期 第14節
ジェフ･クラブ × ロッソ熊本
（ 市原臨海競技場,13:00 ）
J1･千葉のリザーブチームであるジェフ･クラブと、来季J2参入を目指すロッソ熊本の対戦。ジェフ･クラブが下位に低迷する一方、J2参入のために必要なJFL2位以上の成績を目指して戦う熊本。試合へのモチベーションには差があるように感じられる。強い雨が降りしきる中、かつてジェフ千葉のトップチームがホームとしていた市原臨海競技場での試合。
29分、右サイドの市村のクロスを、昨季まで千葉に所属した高橋が合わせて熊本が先制。このまま熊本ペースで試合が進むかと思われた。しかし全体的に単調で個人間の連携に乏しい熊本のサッカーの勢いは徐々にトーンダウン。前半ロスタイムという良い時間帯に野澤が同点弾を決めて1-1で後半へ折り返したことで、流れは一気に変わった。後半、いずれもセットプレイから金と小沼が決めてジェフ･クラブが一気に逆転。熊本を3-1で退け、意地を見せた。逆転負けの熊本にとっては痛恨の敗戦。残り3試合で2位との勝ち点差は「8」。夢の達成は極めて難しくなった。
