2006.10.07 - Jリーグ ディビジョン1 第26節
名古屋グランパスエイト × FC東京
( 名古屋市瑞穂公園陸上競技場,14:00 )




 快晴に恵まれた瑞穂競技場。この上無いサッカー日和となったが、6連敗という負のスパイラルに陥っている東京にとって、鬼門の地での試合というのはまさに最悪のタイミングといっても過言ではないだろう。ところが、結果は2-1で東京の勝利。悪夢のような連敗地獄は、どんな好調時でも勝つことのできなかった鬼門の地で終わりを告げることになった。
 22分、平山の初ゴールが起爆剤になった。4-2-3-1の1トップに据えるシステムは見事的中。スタジアムが強風に見舞われ、名古屋が前線で待つヨンセンに効果的にボールを配給できなかったことも幸いした。 一時は杉本の鮮やかな抜け出しから同点とされるが、79分に再び平山がパスで石川の決勝点をお膳立て。平山の身長だけに頼らないサッカーで見事勝利を飾った。ただ、反省点は少なくない。名古屋のフェルフォーセン監督が試合後に評したように、平山の先制点が決まってからは、試合そのものが「一歩後退した内容」に終始。この勝利を終着点と思ってはいけない。

名古屋グランパスエイト10前半12FC東京
1後半1
杉本 恵太57'得点22'平山 相太
79'石川 直宏
GK 1楢﨑 正剛GK 1土肥 洋一
DF 4大森 征之 DF 25徳永 悠平
3スピラール 3ジャーン
5古賀 正紘 2茂庭 照幸
MF 7中村 直志 8藤山 竜仁
10藤田 俊哉 MF 10三浦 文丈
8金 正友 6今野 泰幸
24本田 圭佑 18石川 直宏
25須藤 右介 23梶山 陽平
FW 19杉本 恵太 13戸田 光洋
9ヨンセン FW 39平山 相太
GK22川島 永嗣GK22塩田 仁史
FP 2秋田 豊 FP 11阿部 吉朗
16増川 隆洋 14馬場 憂太
27片山 奨典 16宮沢 正史
28渡邊 圭二 20川口 信男
31阿部 翔平 24赤嶺 真吾
37津田 知宏 38中澤 聡太
監督フェルフォーセン監督倉又 寿雄
得点22'平山 相太
杉本 恵太57'得点
警告65'徳永 悠平
得点79'石川 直宏
須藤 右介81'交代
津田 知宏
藤田 俊哉
渡邊 圭二
交代84'戸田 光洋
阿部 吉朗
平山 相太
赤嶺 真吾
交代89'石川 直宏
川口 信男
主審 − 吉田 寿光観衆 − 10,840人
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