2006.09.09 - Jリーグ ディビジョン1 第22節
FC東京 × ヴァンフォーレ甲府
（ 味の素スタジアム,18:30 ）
東京は現在リーグ戦で2連敗中。5月に甲府のホームで行われたリーグ戦では勝利しているだけに、ホームでもリターンマッチでも勝利を挙げて立て直しを図りたい。対する甲府は、今節から茂原を中央に据えてバレーを左サイドのFWにコンバートする新しいシステムを採用した。
23分、CKのこぼれ球に詰めた茂原が放ったボレーがゴール。弱いグラウンダー性のボールだったが、東京の選手は全員見送るのみ。選手間で全く声が出ていないのを如実に物語っていた。甲府の勢いは止まらず、32分には藤山がPKを与えてしまい、バレーに決められて0-2。38分にはバレーにサイドを悠々と突破されて決められ、0-3。甲府のアグレッシブな姿勢に完全に振り回された形で前半を終了した。後半、立ち上がりにルーカスがラッキーな1点を挙げるものの、その後の好機をことごとく決められず、1-3で試合終了。チャンスにしっかり決めた甲府と、シュートも打てなかった東京の差が如実に出た試合だった。東京が甲府から学ぶべき事は多い。
