2006.07.22 - Jリーグ ディビジョン1 第14節
FC東京 × 鹿島アントラーズ
（ 松本平広域公園総合球技場,18:00 ）
FC東京の中断期間明け最初のホームゲームは、調布市の花火大会とのスケジュール重複により味スタが使用できない関係で、東京から遠く離れた長野県･松本での開催。ゴール裏からは「東京24区松本!?フロント考えろ!」と皮肉めいた横断幕も掲げられたものの、ワールドカップの直後という注目度の高さもあり、ほぼ満員の17,070人が詰めかけた。
東京にとっての不運は、開始僅か6分で鈴木が肩を負傷し交代を余儀なくされたこと。これにより、ボランチの伊野波が左WBにコンバートされる緊急事態となり、交代カードを使わざるを得なかった。それでも33分にルーカスのゴールで先制するなど、粘りは見せていたものの、前半終了間際に内田のクロスからフリーの小笠原に押し込まれて1-1の同点にされると、後半開始直後には内田に強烈なミドルシュートを叩き込まれて逆転。諦めない東京は、59分にルーカスの技ありのミドルシュートで同点に追いつくが、74分にCKを大岩に決められてまたしても突き放され、最後はミスからのカウンターを深井に決められて万事休す。攻撃に関してはまずまずの収穫が見られたが、守備の対応に関して大きな課題を残す敗戦となった。
