2006.07.16 - Jリーグ ディビジョン2 第28節
柏レイソル × ヴィッセル神戸
（ 日立柏サッカー場,19:00 ）
J2首位の柏は、第26節･横浜FC戦で3バックを導入して逆転勝利を収めたものの、前節のアウェイ･札幌戦では同様のシステムで1-2と敗戦。今節は再びシステムを4バックに戻して戦う。対する3位･神戸は、第16節･草津戦の敗戦以来、リーグ戦10試合負け無しと好調。今節は朴康造が負傷のため欠場し、代わりに近藤が前線でスタメンとなった。
試合が動いたのは15分。リカルジーニョのFKが壁に当たりコースが変化してゴールに吸い込まれ、柏が先制。今季の柏戦で常に先手を取っていた神戸にとっては痛い立ち上がりとなった。負の連鎖は続く。44分に李の絶妙なヘディングで2点目を献上すると、前半ロスタイムにはトーメが2枚目の警告を受けて退場。巻き返しを狙い、一気に選手を2人交代してからの後半立ち上がりにもリカルジーニョに追加点を許し、これで勝負は実質上決してしまった。結局、3点のリードを危なげなく守り切った柏が快勝。神戸は退場者が出たことを考えても、ショックの大きな11試合ぶりの敗戦。夏のタフな連戦を耐え抜くために、メンタルケアも重要となりそうだ。
