2006.07.08 - Jリーグ ディビジョン2 第26節
柏レイソル × 横浜FC
（ 柏の葉公園総合競技場,19:00 ）
J2は早くもリーグ戦の折り返し地点にあたる第2クール最終節。このタイミングで、首位･柏と2位･横浜FCの上位直接対決という最高のシチュエーションが実現した。両チームの勝ち点差は「2」であり、横浜が勝利すれば首位が交代するという非常に大きな一戦。会場は日立台よりもアクセスが悪い柏の葉ながら、10,000人を超える動員。両サポーターの歌声がスタンドに高らかに響き渡る、張りつめた空気でキックオフを迎えた。
試合は柏にとって非常に苦しい立ち上がりとなる。開始僅か2分、アウグストのFKを早川が頭で押し込み横浜が1-0とリード。柏は従来の4バックから3バックにシステムを変更してスタートし、横浜とのシステムの違いからギャップを生み出してそこを突く作戦だが、前半は逆に横浜が押す展開となった。しかし、この攻勢を凌ぎきり、前半を1点差のまま終えたことが大きかった。後半に入り、54分に小林(亮)のクロスを平山が折り返し、李が押し込んで1-1の同点とすると、流れは俄然柏へ。そして73分、再び李の絶妙なループシュートが決まり、遂に2-1と逆転。終盤の横浜は、移籍加入した滝澤を投入するなどサイド攻撃を強化して柏を攻めたてるものの、そのまま試合終了。柏が横浜との勝ち点差を「5」に広げ、首位を守った。
