ナビスコカップ準々決勝で一番の注目カードと言っても差支えのない両チームの激突。浦和のホームで行われた第1戦は、両チームの激しい撃ちあいの末、ワシントンの活躍で浦和が4-3と川崎を捻じ伏せたが、今季から採用されたアウェイゴールアドバンテージ制を考慮すると、川崎にとってアウェイでの3点は非常に大きい。川崎ホームで行われる第2戦、等々力には平日にも関わらず16,000人を超える観客が詰めかけた。
先制したのはホームの川崎。11分、左サイドのマルコンからのグラウンダーのクロスを、ファーサイドに詰めていた我那覇が押し込んで1-0。理想的な展開で川崎が優位に立つ。しかし浦和も黙ってはいない。31分、PA内での混戦でワシントンが倒され、PKを獲得。ワシントン自身がこのPKを決めて再び形勢逆転、浦和優位の1-1で前半を終了する。一時は焦りの見られた川崎だが、53分にマルコンのロングスローを谷口がダイレクトで頭で流し、最後はジュニーニョが押し込んで再び川崎が2-1と勝ち越し。浦和もここから岡野・エスクデロを投入して猛攻を見せたが、川崎の空中戦に強い鉄壁の守備が、これ以上の失点を許さなかった。2-1で試合終了、2試合合計5-5ながら、アウェイゴールの多い川崎が準決勝進出を決めた。
川崎フロンターレ | 2 | 1 | 前半 | 1 | 1 | 浦和レッズ |
1 | 後半 | 0 | ||||
我那覇 和樹 | 12' | 得点 | 31' | ワシントン(PK) | ||
ジュニーニョ | 53' |
GK | 21 | 相澤 貴志 | GK | 1 | 山岸 範宏 |
DF | 5 | 箕輪 義信 | DF | 19 | 内舘 秀樹 |
13 | 寺田 周平 | 4 | 田中 マルクス闘莉王 | ||
2 | 伊藤 宏樹 | 20 | 堀之内 聖 | ||
MF | 19 | 森 勇介 | MF | 14 | 平川 忠亮 |
29 | 谷口 博之 | 13 | 鈴木 啓太 | ||
14 | 中村 憲剛 | 17 | 長谷部 誠 | ||
6 | マルコン | 16 | 相馬 崇人 | ||
11 | マルクス | 6 | 山田 暢久 | ||
FW | 9 | 我那覇 和樹 | FW | 9 | 永井 雄一郎 |
10 | ジュニーニョ | 21 | ワシントン |
GK | 1 | 吉原 慎也 | GK | 28 | 加藤 順大 |
FP | 3 | 佐原 秀樹 | FP | 3 | 細貝 萌 |
8 | 米山 篤志 | 7 | 酒井 友之 | ||
15 | 原田 拓 | 12 | 黒部 光昭 | ||
16 | 鄭 大世 | 24 | 近藤 徹志 | ||
18 | 今野 章 | 30 | 岡野 雅行 | ||
24 | 黒津 勝 | 34 | エスクデロ | ||
監督 | 関塚 隆 | 監督 | ブッフバルト |
我那覇 和樹 | ![]() | 12' | 得点 | |||
警告 | 23' | ![]() | 内舘 秀樹 | |||
マルクス | ![]() | 31' | 警告 | |||
得点 | 31' | ![]() | ワシントン(PK) | |||
警告 | 36' | ![]() | 長谷部 誠 | |||
谷口 博之 | ![]() | 38' | 警告 | |||
ジュニーニョ | ![]() | 53' | 得点 | |||
中村 憲剛 | ![]() | 56' | 警告 | |||
交代 | 73' | ![]() | 平川 忠亮 | |||
![]() | 岡野 雅行 | |||||
![]() | 永井 雄一郎 | |||||
![]() | エスクデロ | |||||
マルクス | ![]() | 77' | 交代 | |||
原田 拓 | ![]() | |||||
警告 | 79' | ![]() | ワシントン | |||
森 勇介 | ![]() | 80' | 警告 | |||
交代 | 89' | ![]() | 相馬 崇人 | |||
![]() | 黒部 光昭 | |||||
我那覇 和樹 | ![]() | 89' | 交代 | |||
鄭 大世 | ![]() |
主審 − 西村 雄一 | 観衆 − 16,342人 |