2006.04.08 - Jリーグ ディビジョン1 第7節
FC東京 × ジュビロ磐田
（ 味の素スタジアム,16:00 ）
リーグ戦でここまで共に2勝2分2敗とイーブンの成績を続ける、東京と磐田の対戦。東京は前節、アウェイで横浜Mに苦戦しながらも1-1のドローに持ち込んだが、試合内容は芳しいものではなかった。対する磐田は水曜日にナビスコカップの試合を消化し、勝利を挙げている。共に更なるジャンプアップの土台としたい一戦だ。東京はスタメンにササが復帰。
試合は前半から東京が支配した。前節までの執拗なマンマーク戦術から高い位置でのプレッシングに切り替えたことで、攻守のリズムを掴む。そして21分、栗澤の縦パスに抜け出したルーカスが川口の頭上を射抜くループシュートを決めて東京が先制。直後に村井に同点弾を許すものの、実に9ヶ月ぶりとなるルーカスのゴールで勢いを得た東京が攻勢を弱めずに磐田ゴールに迫った。42分、梶山のCKをルーカスが右足で合わせ、再び東京が1点をリードし、後半へ折り返す。後半からは伊野波に代わって宮沢がピッチに立ち、攻撃の組み立てを牽引。66分、宮沢のパスを起点に、左サイドを崩した今野のパスを最後は栗澤が押し込んで追加点。その後は2点リードをきっちりと守りきり、東京が前節の鬱憤を晴らす3-1の快勝。今季の東京が目指すサッカーが、ようやく内容を伴って結果に繋がった。
