2006.04.01 - Jリーグ ディビジョン1 第6節
横浜F・マリノス × FC東京
( 日産スタジアム,15:00 )
水曜日に行われたナビスコカップの開幕戦から中2日で迎える試合。リーグ戦開幕4連勝というスタートダッシュを決めた横浜Mは、前節の浦和戦で今季初の敗戦。今節は日本代表の中澤と久保が欠場し、メンバーを入れ替えて戦う。一方の東京も、ナビスコカップでジャーンと馬場が負傷してしまったため、代わりに増嶋と栗澤がスタメンとなった。
試合は前半から横浜Mのペースで進む。田中とドゥトラの両WBがサイドを制圧し、何度も中央に危険なパスを供給。東京は水際での守備を強いられることとなり、土肥の好セーブなどで前半を0-0で折り返すのがやっとの状況。後半から梶山に代えて宮沢を投入し、攻撃の組み立てを改善しようとするが、一向に流れは変わらず。そして62分、右サイドの田中がマグロンとのパス交換を経て、やや遠い距離ながらシュート。これがファーサイドに突き刺さり、横浜Mが1-0と先制する。全く見せ場を作れない東京は、失点してからようやく反撃の姿勢を見せるものの、後方でパスを回すうちに相手にブロックを作られ、チャンスを作ることすらできない。しかし、このまま試合終了かと思われた後半ロスタイム、栗澤のFKを今野が競り、こぼれ球を増嶋が押し込んで土壇場で1-1の同点。負けに等しい試合内容だったが、勝ち点「1」を拾う形となった。しかし、決して褒められたものでない結果に、東京ゴール裏からは「ガーロ辞めろ」コールも起きるほどだった。