2006.02.25 - FUJI XEROX SUPER CUP
ガンバ大阪 × 浦和レッズ
( 国立霞ヶ丘競技場,13:35 )
2006年シーズンの開幕を告げるスーパーカップ。昨季のリーグ戦で劇的な逆転優勝を飾ったG大阪と、安定した強さで天皇杯を制した浦和の対戦である。G大阪はストライカーのアラウージョが移籍流出。代わりに大分から補強したマグノアウベスに期待がかかる。一方の浦和も、東京Vからワシントンを補強し、優勝争いに名乗りを上げたいところ。両者はリーグ開幕戦でも対戦を予定しており、前哨戦としての意味合いもある。
G大阪が宮本や新加入の加地をスタメンから外したのと対照的に、ベストメンバーで試合に臨んだ浦和が流れを掌握する。開始早々の2分、CKから坪井のクリアミスによるオウンゴールでG大阪が先制するものの、9分にポンテのFKをファーサイドに入った堀之内が頭で合わせてすぐさま1-1の同点に戻す。更に17分、G大阪のビルドアップでのバックパスを拾った小野がドリブルからスルーパスでワシントンに繋ぎ、ワシントンが冷静に決めて2-1とすぐさま逆転。後半にも立ち上がりにバックラインからのフィードをG大阪がクリアしきれないところを小野が落とし、フリーのポンテがミドルシュートを決めて3-1とリードを広げる。その後もG大阪は前線の連係不足が否めず、播戸・加地を投入して一時は巻き返すものの、そのまま試合終了。浦和が今季の内容に期待を持たせる快勝でスーパーカップを制した。