2006.02.19 - ちばぎんカップ
ジェフユナイテッド千葉 × 柏レイソル
（ フクダ電子アリーナ,13:00 ）
毎シーズン、Jリーグ開幕前に行われる千葉県勢同士の2クラブによって争われるプレシーズンマッチ。昨季は最終節まで優勝争いに食らいついた千葉と、J2降格の憂き目に遭った柏。両クラブの状況は見事なまでに対照的であるが、「千葉ダービー」となれば話は別。フクアリにはシーズン前にも関わらず、10,000人を超える多くの観客が詰めかけた。
千葉は巻が日本代表に招集されているため、ハースの1トップ。対する柏は石崎新監督が採用する4-4-2のシステムで、高い位置からプレスをかける運動量を前面に押し出したサッカーで臨んだ。前半は柏の守備が見事に機能し、試合を優勢に進めながら0-0で折り返す。しかし後半開始直後の49分、ハースのFKを水野が繋ぎ、最後は坂本が決めて千葉が先制。その後は柏も攻勢を強めて試合を支配するものの、87分にハースが駄目押しの2点目を挙げ、試合を決めた。最後は千葉が地力を見せつけて勝ち切る形となったが、柏も新加入のディエゴのドリブル突破などで見せ場を多く作り出した。敗れはしたものの、今後に期待を持たせる内容だった。
