2014.05.18 - 関東サッカーリーグ1部 前期7節
東京23FC × 浦安SC
( 江戸川区陸上競技場,13:30 )
現在、関東1部を4勝2分という成績で2位につける東京23FC。迎える相手は、首位・浦安SC。浦安は今季から関東1部に昇格したチームだが、オフの大量補強の効果もあり、今季はこれまで5勝1分というペース。東京23にとっては難敵だが、勝利して首位浮上を狙いたい試合だ。注目度の高いカードということもあり、江戸川のメインスタンドは大入りとなった。
前半から浦安が竹中・田中の2トップが裏に抜けるサッカーで東京23のゴールに攻め込む姿勢を見せるものの、東京23も堅実な守備を構築して浦安の攻撃を凌ぎ、度々狙いどおりのカウンターでチャンスを作りながら前半を終える。後半の立ち上がりもその流れが続き、浦安にとってはじれったい時間帯が続いたが、57分にゴール前で竹中がフリーの状態でボールを受けると、狭い角度ながらシュートをファーサイドに流し込んで浦安が1点を先制。この試合で勝利を狙いたい東京23にとっては手痛い失点が圧し掛かる。東京23は1トップの山本になかなかボールを収められず、中央で勝負できない苦しい展開。そして79分、東京23のPA角付近でボールを受けた秋葉がカットインから見事なミドルシュートを決めて2-0とリードを広げ、勝利を決定的なものとした。東京23は終盤に中山を投入してパワープレイに切り替えるものの、残された時間での2点差はあまりにも重く、得点を挙げるには至らず。浦安が2-0で快勝し、リーグ首位の座を確実なものとした。