2014.04.16 - 関東大学サッカーリーグ戦1部 第3節
中央大学 × 慶應義塾大学
( ShonanBMWスタジアム平塚,15:30 )
関東大学1部は開幕から2試合を消化し、中央大学は1分1敗。特に未だに得点が無く、攻撃力は課題といえる。対する慶應義塾大学は、今季4年生となった武藤のFC東京加入により大黒柱を失ってしまったものの、ここまで1勝1分と悪くないスタートを切った。今日は前節の試合で退場となった端山が出場停止であり、どうカバーするかが注目ポイント。
試合を動かしたのは慶應大。10分、増田の左サイドからのFKをファーサイドの望月が折り返し、中央の宮地が押し込んで0-1とする。セットプレイでリードを奪った慶應大は、過度にボールにアタックせずに自陣でブロックを構築することを優先し、中央大からボールをおびき出してきっちり奪うことを徹底。中央大はボールを支配こそするものの、思い通りにいかないまま後半へ折り返すことになる。慶應大もボールを跳ね返す状況が続き、徐々にコンパクトな陣形が崩され始めるが、再びゴールが活力剤となる。78分にカウンターから加瀬澤がPA外から絶妙なループシュート。これはクロスバーに弾かれるものの、誰よりも早くこぼれ球に詰めていた途中出場の平戸が押し込んで0-2。ここぞという場面で慶應大がしっかりとリードを広げた。中央大は終盤に左サイドの崩しから矢島が1点を返し、今季初ゴールを記録するものの、時既に遅し。端山が不在の中、セットプレイとカウンターで挙げた得点をしっかりと守りきり、慶應大がリーグ戦2勝目を挙げた。