2014.03.08 - Jリーグ ディビジョン1 第2節
FC東京 × ヴァンフォーレ甲府
( 味の素スタジアム,15:00 )
開幕戦を1-1のドローで終え、期待のかかるホーム開幕。東京はミッドウィークのうち2日を非公開練習に費やし、前節と同じスタメンという万全の状態で臨む。一方の甲府は山梨県内での大雪災害の影響を受けて予定どおりの調整ができず、開幕戦も鹿島に0-4の大敗。更にジウシーニョが負傷で離脱と全く良いニュースが無く、城福監督の苦悩が続く。
均衡は意外な形で破られる。5分、エドゥーの放ったシュートが甲府の選手に当たり、コースの変わったボールをGK・岡がまさかの処理ミスで東京が先制。いとも簡単にリードを奪った東京は、無理して攻めることなく前半を1-0で折り返す。しかし後半、ジウシーニョの欠場に伴い1トップに入った大ベテランの盛田を目がけた甲府の徹底的なサイドからのクロス攻勢に押し込まれると、72分にはロングスローの混戦からクリスティアーノに押し込まれ、1-1の同点。その後、米本・平山を投入して再びゴールを狙う東京だが、単調な放り込み一辺倒のサッカーに終始してしまい、甲府の守備を崩せずに試合終了。甲府のカウンターに苦しめられた場面もあり、東京にとっては「負けに等しいドロー」となってしまった。試合後、ゴール裏からは容赦のないブーイングの嵐。ほろ苦いホーム開幕となってしまった。