2009.10.25 - J1 第30節
清水エスパルス × FC東京
（ アウトソーシングスタジアム日本平,15:00 ）
3分、徳永の右サイドのクロスに対し、DFの死角からゴール前に侵入した鈴木のヘディングが決まり、東京が先制。対する清水も4分後、CKを岡崎がすかさず頭で合わせて同点。チケットが完売となるほどの注目を集めた上位争い直接対決は、両チームのゴールの応酬で幕を開けた。清水は日本平で22戦連続負けなし。対する東京は、石川を負傷で欠くうえ、長友が肩を痛めて早々に交代する。「風向き」は決して良くはなかった。
しかし、それでも東京は冷静にパスを回すことを止めなかった。中央で梶山がゲームを作り、両サイドの鈴木・羽生が相手を押し込む。39分、徳永のクロスに対して太田が処理を誤り、オウンゴールで東京が勝ち越し。東京と同じく負けられない清水も攻勢に出るが、米本・梶山がしっかりとチェックをかけ、全体的にゆとりを持った対応をすることができた。清水の日本平不敗記録を打ち砕く、2-1の快勝。来週に控えるナビスコカップ決勝戦に向けてもモチベーションの上昇が期待できる、素晴らしい内容だった。
